実証研究データ
本ページは、医療・介護・動物飼育・衛生管理の仕事に従事する専門家の方々の為のページです。
あなたは、医療・介護・動物飼育・衛生管理の仕事に従事する専門家の方ですか?
お知らせ
本ページは医療・介護・動物飼育・衛生管理の仕事に従事する専門家の方の為のページとなります。
専門家の方の為の実証研究データ
ホタテ焼成パウダーの飽和水溶液を使った試験結果
使用した試験対象物
青森産ホタテ貝殻を1000度以上で焼成し、粉砕して8μ以下に微粒子化(水酸化カルシウム95%以上)。
微粒子化したパウダー(ホタテ焼成パウダー)を常温で、純粋にて飽和水溶液化。
使用する青森産ホタテ焼成パウダーは、食品添加物としての基準を満たしている。
安全性に関する試験
急性経口毒性試験
対象:マウスによる投与試験。週齢11週齢(雄5匹、雌5匹)
結果:異常は認められない。
試験方法:4時間絶食後20ml/1Kgを投与し、2週間経過観察。
急性皮膚刺激性・腐食性試験
対象:週齢10週齢ウサギ(雄3匹)
結果:異常は認められない。
試験方法:パッチテストにより暴露開始4時間後、3日間経過観察。
ウサギにおける急性眼刺激性試験
対象:ウサギによる点眼試験。週齢10週齢(雄3匹)。
結果:異常は認められない。
試験方法:結膜嚢に当該製品0.1 mLを滴下した。液体の流出を防ぐため、次いで1秒間、瞼を静かに閉じた。以降3日間経過観察。
ウイルスの不活化試験
新型コロナウイルス

ネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替モデル)

インフルエンザウイルス

ウイルス不活化の試験方法概要
試験管内に各10mLを用意し, ウイルス液を1mL接種。ウィルス力価の測定により減少率を算出。
(株)食品衛生研究所(群馬県前橋市)にて試験実施(左より、2021年12月:2021年9月、2024年9月:報告)
菌の除菌試験
大腸菌

黄色ブドウ球菌

サルモネラ菌

緑膿菌

レジオネラ菌

除菌試験の測定方法の概要
試験管内に各10mLを用意し, ウイルス液を1mL接種。試験区の菌数を対象区と比較して減少率を算出。(株)食品衛生研究所(群馬県前橋市)にて試験実施(2021年9月:報告)
消臭効果試験
アンモニア

メチルカブタン

イソ吉草酸

消臭効果の測定方法概要
①試験臭ごとに10 Lのテドラーバッグを2袋(各区1袋ずつ)用意し、無臭空気を充満させた。
②一定のガス濃度となるように臭気ガスを充填した。
③ガス検知管を用い、初期濃度を確認した後、試験区はテドラーバッグ内に資材3mLを噴霧した。
(株)食品衛生研究所(群馬県前橋市)にて試験実施(2021年9月:報告)
ホタテ焼成パウダーの水溶液の効果試験及び文献
1. ホタテ貝殻焼成粉末の殺菌および殺インフルエンザウイルス作用について
富山大学看護学会誌 第7巻2号2008
村田亜悠美 ,中平比沙子 ,宮原龍郎 ,落合宏(富山大学医学部看護学科感染看護学),小尾信子(富山大学医学科和漢診療学 )
2. 加熱処理した貝殻粉末の抗菌活性を応用した微生物制御
日本食品微生物学会雑誌、20(1)1-7,2003
澤井淳、菊池幹夫(神奈川工科大学応用科学),五十嵐英夫(雪印乳業株式会社食品研究所)
3. ホタテ貝殻焼成粉末の細菌発育抑制要因について
青森健康保険センター研究報告 13,1-4,2002
大友良光、小笠原和彦、横沢幸仁(青森県工業試験場 窯業・化学部)
4. ホタテ貝殻セラミックスの抗菌機能について
八戸工業大学異分野融合科学研究所紀要 第1巻。平成14年12月26日受理。
吉田朋夫(八戸大学大学院機械システム工学科)、小山信次、奥田真一(同大学生物工学教授)、笠谷広治(㈱チャールスコーポレーション代表取締役),福原長寿、小比類まき孝幸(同大学生物化学工学科)
5. ホタテ貝殻焼成酸化カルシウム(BiSCaO)の殺菌・消毒剤としての有用性と安全性
日本防菌防黴学会誌,Vol.49,No.8,pp.405−411(2021)
福田孝ー ,奏裕樹,比留間寿美代,安藤尚子,石原雅之,中村伸吾(防衛医科大学校 防術医学研究センター 医療工学研究部門),高山智宏(防衛 医科大学統院 歯科口腔外科)



