スプレー工程において、湿式ブースを採用しているブースは
オーバースプレーミスト処理と不快臭に悩まされています。
トータルエス・ケーでは、数種類の薬品の中から
最適な組合せを見付け出し、御客様にご提案させて頂きます。
スプレーミスト処理剤（ペイントキラー剤、不粘着化剤）、
回収装置、塗料の特徴を掴み、使い分けることで
塗料カス（塗料スラッジ）の処理工程において下記のような対応が可能になります。
水系塗料
(エマルジョン系 親水性系)
溶剤塗料、UV塗料に効果を発揮。
塗料が混合状態でも処理可能です。
塗料カス回収を容易にして、
循環水中の塗料カス濃度を下げ、
廃水処理の負荷を軽減します。
自動薬注により薬品の
使用ムラを無くします。
又、スプレーミストの粘性を奪い
清掃作業の負担を減らします。
不粘着化した塗料カスは
回収性が向上し
循環水中の塗料カス濃度が下がるため、
悪臭の発生を抑制します。
又、ブース循環水の
透明性も向上します。
ラクキラー21 (RAKUKILLER21) はスプレーミストの不粘着化処理に効果を発揮する、
当社が独自に開発したスプレーミスト処理剤 (ペイントキラー剤、不粘着剤) です。
RAKUKILLER21
＜主剤A＞ ＜TA＞
スプレーの表面をポリマー膜で包み、粘性を奪います。
RAKUKILLER21
＜主剤B＞ ＜TB＞
スプレーミストの表面にクレイが付着し、粘性を奪います。
RAKUKILLER21
＜主剤C＞ ＜TC＞
ポリマーとクレイの複合効果で粘性を奪います。
RAKUKILLER21
＜主剤W＞ ＜TW＞
水性塗料の溶解した循環水を凝集処理し、水と塗料カスに分けます。
RAKUKILLER21
＜凝集脱水剤＞ ＜TG＞ ＜TF＞
塗料カスを凝集させ脱水性を向上させます。消泡効果も期待できます。
RAKUKILLER21
＜PH調整剤＞ ＜TPH＞
主剤の効果を助けると共に、循環水のpHをコントロールします。悪臭抑制効果もあります。
RAKUKILLER21
＜凝集促進剤＞ ＜TGS＞
粘度の増した循環水や、水性塗料が混入した循環水に効果を発揮します。
Others
その他、消泡剤、滅菌剤等各種薬品を取り揃えてありますので、お客様に合った適切な処理を御提案できます。
薬注装置の使用で安定した不粘着化を実現します。
塗料カス回収システムとして、かいしゅう丸と一緒に導入される場合が多いですが、薬注装置単体でも御使用頂く事で日々の手投入の煩わしさからも解放されます。
当社の薬注装置で使用するポンプは(株)タクミナ製の当社専用スペック品となっており、各薬品に対応した細かな吐出の調整が可能です。
又薬注タンクもオリジナルの蓋付きで、薬品補給時の開口面積が大きく作業性に優れております。
3ブース対応の薬注装置です。
このタイプで4ブースまで
対応可能です。
2ブース対応の薬注装置です。
1ブース対応の薬注装置です。
一斗缶から直接吸い込むタイプです。
狭い場所にも手軽に設置出来ます。
お客様御使用塗料
または御使用予定塗料を
300cc程度弊社へ送って頂き、
相性テストを実施いたします。
相性テストの結果から、
お客様の各種条件に合わせて
処方箋を作成します。
作成した処方箋の通り、
日常補給を行い管理します。
※1.初回の薬品現場投入時は、基本的には弊社スタッフが立ち会い実施します。
※2.詳細は別途ラクキラー21 (RAKUKILLER21) 取扱書をご覧ください。
